築65年 京都 堀川団地

カテゴリー:まちなみ
投稿日:2015.8.2

木でできた、階段サッシ、テラス付き共用廊下、木がふんだんに使われていた時代の鉄筋ビル 京都「堀川団地」には、木製じゃないと残らなかったかもしれない長寿命パーツが存在感を醸し出してました。
堀川団地だから、階段室の緑の手形や、消火器の鉄アレイで小説が書けそう 笑♪
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堀川団地 再生プロトコルには、公的物件ならではの、民間物件よりハイレベルなたくさんの示唆が盛り込まれています。
堀川団地の魅力は、1Fには店舗が並び、2Fは私道付き廊下、2・3F間はプライベート階段。部屋によっては大文字が見え、耐震補強が施され、何と夢の後付けエレベータ!
その本質としての、ビンテージとリノベーションの共存、これまでの入居者さんとこれからの入居者さんの共存。
そこから生まれ育てられる世界に、このプロジェクトの本当の意義があるのかもしれない。
注)扇子の人は入居さんではないです 笑。

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キッチンには配膳窓。料理中は男禁制の世界だったのか?
食器棚は金属網戸で風通し良さそうだ。
トイレは65年前から洋式 えっつ!
トイレ照明と玄関照明を兼ねた省エネ照明は、デザインも凝ってます。

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大工さんと左官さんが活躍した時代の鉄筋物件創世期のせいか、スゴく内装凝ってます。
室内なのに土壁のため解体で温存された、ナンと竹組。
壁のヘリは曲面で仕上げられ、最上階でもないのに斜め天井に意図がありそうです。

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調査の上、とにかくカッコいい、当時の配管が十分使えるそうで良かった。
コンクリートもしっかりしていたようで、終戦直後の物が無い時代、材料集めからの品質維持に大変な物語があったと思われます♪
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1F“京極ダイニング”&“ニュースタンダード チョコレート ショップ”。
京極ダイニイングではランチも夜もお世話になってますが、障害者の方々が自然に活躍されて、やけに落ち着けるお店です。
今回は親子でお世話になりました。
緑のタイルは自分達で焼いたとのこと♪
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堀川商店街。
終戦後の開店当時は、人が歩けないほどで京都復興のシンボルだったんでしょうね♪
僕のイチオシは「パリーナイロン」!
ご年配の職人さんがミシンで縫い物されてます。
母が若い頃こんな服をいろいろと着てたことを思い出します♪
別の写真展で、当時のこの付近の路面電車 写真を見つけました。
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今日の入居者さん募集イベントの重要人物で、日本のネオ大家像を世界に知らしめた、プレゼンターの青木さん。
入居者さんであり、堀川団地プロジェクト コラボレーターでもある世界的眼鏡作家 山下さんに、リノベ業界でも有名な岸本さん。
前面の京都府住宅供給公社 桜井さんに、壺井さん。
京都 影の大番長 大島さん。
そして、どっしりと学の分野から(それ以外の分野まで)支えられている、京都大学 高田教授先生。
そして、ご挨拶に来られた京都府知事さんでした。
というか、参加者にもただ者ではない人たちがたくさん紛れ込んどる 笑。
ああ、スゴい役者の皆さんが揃われましたねえ。

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過去の記事
吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。