東京大学 松村秀一先生の新刊『ひらかれる建築~民主化の作法』で、現在の自分達の立ち位置を、そして時代の流れを知ることができました。
私たちの活動事例を、第4章「原っぱ」の自由/新たな段階の民主化 でご紹介頂いております。
思い返すと、頻繁にやってきたオートキャンプ暮らしでの家族との棲家づくりのなかで、キャンプ場内での最高の場所決めや気候や機材に合わせた間取りを創ってきた楽しさが、仕事の原点にあるようです。
今から始まる 清川ロータリープレイスも、出来あえの建築⇒不動産募集の仕組みを壊し、空っぽの空間から使う人たちでテントを張るようにビルと駐車場を使いこなしたいところから始まりました。
「原っぱ」から始まる場の成長とは、なんて本質を突かれた表現だろう。このように研究者の方々のプロの目線は常に私たちを成長に導いてくれるようです。
『ひらかれる建築~民主化の作法』ちくま新刊(2016年10月10日)
序章 民主化する建築、三つの世代
第1章 建築の近代ー第一世代の民主化
第2章 建築の脱近代ー第二世代の民主化
第3章 マスカスタマイゼーションー第二世代が辿り着いた日本の風景
第4章 生き方と交差する時、建築は民主化する
第5章 第三世代の民主化、その作法
そんなお話を、2016年12月3日(土)19:00~
ロータリートーク「福岡のへそ ~清川から生まれるまちの楽しみ方~」で語りたいと思います。
FBイベントページ
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SRD申込み
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