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『福岡DIYリノベWeek2016』レポート(掲載:全国賃貸住宅新聞) その2

カテゴリー:ビルストック研究会
投稿日:2016.12.14

2回は、今年、まちへの変化が現れ始めたことで注目の大牟田市・柳川市。以下、要約させて頂きます。
1)大牟田市 Taramubooks&cafe/schuffe
吉原より「大牟田の中心市街地はビンテージビルの宝庫。老朽空ビル・空き賃貸マンションを活用して地域の再生につなげていきたい」。
その再生に携わるのが、大牟田生まれ建築業 murata の 村田 仁さん(通称:村田師匠)。廃墟の倉庫をステキすぎるカフェ付き本屋へのリノベーションは、若い世代の顧客で賑わう。
20年以上廃墟だった家具工場を再生したのは、地元3代目の家具製作 近藤智靖さん。「修行で長らくデンマーク・オーストラリアへ。生まれ育った大牟田でビジネスをとの思いから、浮浪者が住み悲惨だった建物を改修した」。1階は家具工場として残し、2階は住居に再生。豪華なキッチン・棚は近藤さんのオリジナル。リビング併設の部屋はまちの人たちが集えるスペースになっています。
WEEKイベント団体参加の山口大学リノベ部 福井啓晃部長は「地元山口市内で、学生メンバーにより地域住民と市をつなぐ店舗改修を任されている。民間団体主体の取り組みは参考になる」
2)柳川市 KATARO base 32/江戸時代の掘割の蔵
築80年の空き店舗をレンタルカフェに改修し、フル稼働の賑わいを生み出しているのが、西鉄柳川駅近くのシャッター商店街に一石を投じた「KATARO base 32」。
地域おこし協力隊 阿部昭彦さん、当時九州大学大学院生の 前田清貴さん、施工のプロフェッショナル 甲木秀人さんが改修を手掛け、現在では毎日のように人が出入りする場になっている。
もう一軒、阿部さんが携わるのが江戸時代の建物。取り壊しが決まっていたものをオーナーに改装を提案した。「梁などの躯体はしっかりし味があり、改修して私が住みたいと思うほどだった。地域の財産として多くの人に見てもらえるようテナントにしてはどうかと考えた」。他県のパティシエに声をかけ開業準備中。風情ある内装に加えて窓からのお堀の風景も楽しめる。来場者からも「カフェとしてオープンする日が楽しみ」と喚声が上がった。
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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。