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『九州大学大学院 アーバンデザインセミナー』報告会 @春吉公民館

カテゴリー:セミナー、勉強会
投稿日:2017.9.10

福岡市中央区清川の町の調査・研究から学ぶ『九州大学大学院 アーバンデザインセミナー』報告会 @春吉公民館。
たくさん 地元の方々も集まって頂きまして、古くて新しい町の魅力を見つけ出す手法をご一緒に学びました。
大学生たちが見つけた魅力は。
①「おかげ暮らし(清川に受け継がれる持ちつ持たれつの暮らし)」
②「隠れた清川の歴史(福博百貨街の謎)」
③「清川地区南部の個人経営の店の特徴とその成り立ち(美野島橋通り飲食店の特徴から)」
④「住民がつくる風景(まちのDIY要素から見える人の気配)」
住民だけでは見出だせない。町に興味を持ち始めた学生さんたちの情熱が、これだけの魅力を導き出しました。
これからもまだまだ論文化で大変ですが、講師としてのお手伝いはとても貴重な経験となりました。

画期的成果の1つが、1947年頃から短い間、100組ほどの太平洋戦争引揚者のために 幻のように清川に存在した『福博百貨街』の発見。地元でもほとんど知る人が無かった都市伝説のような事実を掘り当ててくれました。
足で回る丹念な地元ヒアリングが如何に大切かを学生さんたちから学ぶことが出来たセミナーの、この4枚の貴重な絵図・写真は見れば見るほど奥深い。
なぜなら、今でも慎重に観察するとその建築的痕跡が残っており、その背景を知ることで まちが世の中に果たしてきた役割をようやく知ることができたことが感慨深いです。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。