静岡県富士市吉原宿にストック再生を学ぶ

カテゴリー:セミナー、勉強会
投稿日:2017.8.24

静岡県富士市吉原宿にお邪魔してます。
あの廃虚だった1962年築「(商店街占拠)マルイチビル」がこんなに素敵に命を吹き返してる!

静岡県富士市吉原宿。この町の一見 老朽ビル群の中身はジャンクな力が溢れていて、それでいて階段が個性を競いあっているビンテージビルの町。
東海道宿場町の歴史を背負う施主さんたちのプライドを感じれます。

企画運営は、ここ東海道五十三次 14番目の宿場町「吉原宿」の商店街活性化を、強力な組織と持続的な熱い活動で引っ張られている「富士山まちづくり株式会社」さん。常に、攻めの施策と安定感の運営、そして他のまちづくり組織が苦手とする難解なマネジメント分野であるアセット&プロパティ問題を最新の情報、最適な知恵で柔軟に解決される唯一無二のプロ領域を今回も学ばせて頂きました。
江戸時代のこの町は、本陣2、脇本陣3、旅籠60軒。人足100人、伝馬100頭を常備。もともとの町は 現JR吉原駅も、1639年(寛永16年)津波で内陸部に移転、1680年(延宝8年)津波でさらに内陸部の現在地に移転とご先祖は苦難の連続だったと思います。
九州人では解らない東海道宿場の栄え方や、町人の町・祭りへの思いは想像を越えて。今回 町の皆さんとのぶっちゃけトーク、そして古くなったけど各ビルの強烈な個性がそれを物語っているのでした。
富士のお山を毎日こうして見れる人たちの精神世界には、当然他の町にはない何かが子供の頃から育って行くのでしょうね。

「地名里帰り in 吉原」。あの工場の中を通る「岳南電車(岳南電車を応援しよう)」で岳南江尾駅往復へ。今どき無いスロースピードは心地よいものです。人気の理由が良くわかります。
商店街老舗「内藤金物店」さんでは、ご主人 内藤 佑樹さんとお父様から 東海道 東西文化が重なるという 吉原宿ならでは独特の商品を教えてもらう。小型湯タンポ・なっきり包丁比較・富士宮 鍬・セルフ卒塔婆など。商品でこれだけ町のことが感じられる体験は初めてで新鮮です。また、商店街ビル3Fの住宅リノベーションが素晴らしく、商店街に今風にステキに住むリアリティを感じることができました。
朝からSZKさんの「富士山ナンバー」で連れて頂き有り難うございました。お姉さんが焼いてくれる「富士宮焼きそば」美味しい!

富士山見ながら、工場の中を走る「岳南電車」は、井の頭線の車両だったよう。
各地の経営工夫でこんなかわいい電車が残って欲しいものです。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。