人吉行

カテゴリー:まちなみ
投稿日:2018.4.1

京都の建築学の先生から勧めて頂き、初めての熊本県人吉に先日行ってみる。盆地特有の包まれるような安心できる雰囲気の中にあったのは、肥薩線SLに くま川鉄道・人吉城・泉質高く飲用 料理も使われる温泉・西南の役の西郷どん・幽霊掛軸のお寺・歯学の発祥・鰻料理・肥薩線「かわせみやませみ」・ウンスンカルタ・ガラ チョク・きじうま。何て居心地の良いところ。
そして、吉田初三郎さんも描いた球磨川川下りを始めた創業者による明治に泉源掘削のこの旅館から人吉温泉が始まったといわれる「翠嵐楼」(命名は桂太郎総理大臣 お客さんは北原白秋・斉藤茂吉・若山牧水・徳富蘇峰と書いてありました)。
宮崎・鹿児島への高速道路で通り過ぎてきた町がこんなだったとは。九州とはスゴいところです。

人吉駅⇒熊本駅へ 球磨川沿いを輪行で偶然のSL旅。デッキは子供たちと和気藹々。SLに向かって手を振る人がたくさんいて、煙を出して頑張るからSLは幸せを運ぶ乗り物なんだなあ。石炭はインドネシア産で一度に何トンもの水を使うそう。
一つ目のトンネル過ぎに「球磨川センチュリーライド」難所入り口踏切が。2つ目のトンネル過ぎると、レンガ造の旧深水発電所跡が一瞬見えるかも。

人吉⇒熊本SLが煙を出しながら「球磨川第一橋梁」を渡ったあと集落を走る風景。子供の頃ほど煙が黒くない気がします。(鉄ちゃんではありません 笑)

球磨川の熊本県八代市「県営荒瀬ダム~国内初の本格的ダム撤去の5年間」。4月「球磨川センチュリーライド」で、解体される過程を毎年撮影してみた。

  • 撤去費用が存続費用を上回る
  • 1年で作られたダムの撤去に6年かかる

驚きでした。このダムは電力確保のため1953年着工、延べ80万人により翌年完成。当時は熊本県電力の16%を占めたが1%まで落ちていた。ダム湖の長さは10キロ、近年 球磨川再生の住民要望から2012年よりダム撤去工事に入り、今年完了したばかり。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。