岩手県南部ライド

カテゴリー:サイクルスポーツツーリズム
投稿日:2018.4.28

岩手県南部142kmの3人ライド序盤。道標の地名をみると九州人には遠そうで目まいですが、道がきれいで走りやすい。山桜の山に水仙、農村の建物など見たことない景色がたくさん。快晴なのに強い風が寒げなのは、緯度のせい?まだ山に雪が残る地方だから。
序盤のコースは、奥州市水沢⇒江刺⇒人首小学校⇒零番坑跡⇒道の駅 種山ヶ原ぽらん⇒「盛岡 北上/大船渡 陸前高田」分岐点⇒一本松・葉山めがね橋と義経伝説 弁慶の足跡⇒赤羽根峠のバイオトイレ⇒夢産直かみごう でハスカップジェラート⇒遠野市へ向かう。

ライド中盤。折り返しの町は民話のふるさと遠野物語の “とおのじかん” をたっぷり満喫。
柳田國男。昔話の語り部。キュウリでカッパ釣りの小川。きつねの関所。母屋と馬小屋がつながる「南部曲り家」茅葺屋根が美しすぎ。一番奥のおしら堂は昼間なのに噂どおり鳥肌が立って逃げ戻ったことを思うと今も生きている昔話。そして住宅街の遠野ジンギスカン。遠野の家には、住宅棟・納屋棟・蔵のうえにお社までくっついている。
ゆっくり流れる時間を感じると、経済やら衰退やら高齢化やらを心配しすぎていた気がしてきます。

ライドの終盤は、ずっと向かい風が強いJR釜石線沿い。長い桜吹雪の桜並木もヒルクライムチャンピオン比佐野選手の 忖度引きで楽勝有難う!
田瀬湖を越えて再び水沢に戻ると、静かだった駅前が、明日のまちをあげたお祭りの前夜祭でハッピの人がたくさん。みんなこのために故郷に戻ったのかと思うと胸が苦しくなる。
奥羽山脈と北上山地に挟まれた北上川沿いの肥沃な地方。今日は県南の豊かで美しい田園や暮らしの風景を満喫させて頂きました。自転車で知らない地方を巡り思うのは、まちの風景も田園風景もその土地の代々の人たちの強い意思と苦労で創られていて、それが肌で感じれることかな。残念ながら車やモーターバイクにはその性能は未搭載。
東北有数の和牛産地で育った水沢牛すき焼きで打ち上げ。

道中で出会った蔵を集めてみました。
蔵はそれぞれが個性溢れるデザインで、建てた一族の思い入れが今に使いこなされていて、美しくも面白い。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。