今年もツール・ド・フランス面白かった。特に、第19ステージで使われたピレネーの超級山岳トゥルマレ(標高2115m)は「エタップ・ド・ツール2014(ツール・ド・フランス主催)」の選手として走ったコース。長い長い1670mの昇りを終えた後の、逃げ場の無い地獄。雪が残る雨の気温5℃のトゥルマレからの終わりのない1250mの下降はみんなで低体温症になりかけた、恐怖の下りがこれでした。下りで皆遅いのは、スピード出すと低体温が早まるし、寒さで筋肉が硬直しブレーキがかけられないから面白い。
軽々と地球の壁を越えるプロとは凄いものです。