今年も長崎原爆の日が来て、会社のみんなのランチやミーティングでいつも賑やかな中心にある見た目何でもない楕円机のヒストリー。
この机は、大濠にあった九大医学部の叔父邸が解体される時に頂いたもので。子供の頃から大濠公園とセットで遊んでいた別荘みたいな家には、夏目漱石そっくりのおじいさま夫婦もいて、スゴく可愛がってもらいました。
この机は長崎で議員をしていた頃のお屋敷のもので、そのお屋敷は爆心地付近で一軒だけ残った家だと良く聞かされました。
いろんな大変なことがあるけれど、こうしてやって来れるのは、たくさんの記憶から見守られているからなんだろう。日本のお盆や儀式は、生きてる自分達がそれを確認するためにもあるのかもしれない。