韓国のまちから学ぶ プサン編

カテゴリー:まちなみ
投稿日:2018.8.25

プサンの夜は幻想的に暮れる。

プサン市「埋立地村」。高層マンションと老朽住宅街の対比がスゴい。歴史は、日本人が埋め立て引き上げ後、避難民収容のための仮小屋が町のおこり。映画「おじさん」「マザー」「下流人生」などの撮影現場。区画整理のため消える町。最後の写真は、別のエリアで開発される分譲マンションのモデルルーム見学。

プサンの人気ソウルフード店に連れて頂きました。薄味に豚のスープをもらっておいて、豚肉や臓物やいろいろ入れて食べてみました。トンガラシ一大袋1500円くらい。

「甘川洞カムチョンドン文化村」プサンの傾斜地に密集する住宅街。一見するとアートでのまちおこしで若い観光客がたくさんでビックリ。しかし、Hanさん、プサン大学のWoo先生にご案内頂いて、この町のこれまでとこれからをお伺いすると、観光の目線だけでは解らない、町の活性化とは何か? の原点を考え直すこととなりました。
(パンフより)
甘川洞は朝鮮戦争後の貧しく苦しかった時代から現在に至るまで、民族の名残りを残している。山腹道路は朝鮮戦争の歴史と地形により造成され文化的保存価値が高い。山裾に秩序正しく並ぶ独特な階段式集団住居はここでしか見られない。裏の家が隠れないよう建てられた様は、住宅の美徳が感じられる。互いに配慮しながら隔たりなく過ごす民族文化の原型と伝統を保存している村。

「峨嵋洞アミドン 碑石村」。朝鮮戦争で大量に人口が増えた時代、日本人がかつて急傾斜の山を墓地として使っていた地区に、急速に人が住み始め、お墓や墓石が家や町を構成する一部として使われている町。我が家と同じ家紋の石を発見してみると、何かつながりを感じることもあり。僕の世代ではまだ無理かもしれないけれども、次の世代の人たちが、こんなことがきっかけで釜山の人たちと仲良くなれると良いなあと思いました。
この町の家には、トイレや洗濯など水回りの問題があるために、共同用に作られたランドリースペースを見学させて頂きました。

韓国の路地の家を歩いてみると、タイル張りに こだわりを感じます。

釜山のまち歩きは、港と坂の町ならではの 生活の智恵や、まちを使いこなすためのアイデアでいっぱいです。階段と並走するエレベーターによる、日本の坂の町 空家対策。坂の階段収納を使った災害対策など。

お世話になったプサンのホテル。古いなりにビンテージになりそうな興味深い宿でした。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。