不動産学講義を終えて、そして2019年に続く

カテゴリー:セミナー、勉強会
投稿日:2019.1.17

もう一つの職業として大学からの要望で、昨年9月から半年間取り組んだ「不動産学入門」講師業。準備のなかで不動産の講義は全国的にも珍しいようで、他大学の先生のアドバイスも頂きながら、自分流シラバス作ってやってみた。学生の反応で修正しながら終わってみると、ぜんぜん入門じゃない 笑。こんな内容に付き合ってくれた60名の学生たち、ご協力頂いたゲストの皆さまに最大限に感謝致します。今わかる勘違いは、話せば反応があると思い込んでいたこと。自分を思えば、二十歳くらいに大人の話を聞いて自分自身反応のしようが無かった。彼らは未来に才能の実がなる木で、それもその実が何なのか誰にもわかってなくて。その木に水を与えてるのが僕たちの役割で、それでいいんだと思った。そんなことで、反応のわからなさにもう辞めようと思っていたけど、最後の講義で僕らの勉強会やイベントに参加したいという学生が1割は現れて、次年度も頑張ってみる。2018年シラバスはこんな感じでした。校舎から能古島の夕陽がきれい。

〈STAGEⅠ〉「日本人が一生かかわる実学としての不動産学~所有する・売却する・借りる・投資する・経営する・そして相続」

1)「不動産学オリエンテーション:知識の有無で日本人の一生を左右する不動産」
2)「マイホーム分譲マンション概論:法律・契約・金融ローン・税金 ~20歳で知っておきたい人生を左右するマイホーム」
3)「マイホーム戸建て住宅概論:法律・契約・金融ローン・税金 ~20歳で知っておきたい人生を左右するマイホーム」
4)「賃貸住宅概論:知識の有無で差が出る賃貸生活の業界状況・物件情報・法律・契約・原状回復 ~ここを理解することから始まるクリエイティブ産業 賃貸住宅」
5)「相続 概論:必ずやってくる、あなたの家族(両親・子供)の相続問題を考えてみる」

〈STAGEⅡ〉「クリエイティブな文化・事業としての不動産学」
6)「不動産の保有および資産価値向上論」
7)「不動産のDIYリノベーション論」
8)「シェアリング不動産活用論~シェアハウス・コワーキング・ゲストハウス」
9)「不動産によるコミュニティ醸成論~地方中核都市モデル」

〈STAGEⅢ〉「未来のまちを活性化する思想と産業としての不動産学」
10)「不動産による まちの活性化論1~都市周辺地区モデル」
11)「不動産による まちの活性化論2~伝統的建築物群地区モデル」
12)「不動産による まちの活性化論3~消滅可能性都市モデル」
13)「不動産からのライフスタイル論~都市近郊農村地区モデル」
14)「社会的起業家を目指す人のための不動産事業起業論~社会課題解決型事業とは」
15)「あなたのライフステージを不動産から考えよう~一生にかかわるマイホーム戦略」

過去の記事
吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。