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大牟田市 住生活 基本計画、東京大学大月教授との共同研究報告会

カテゴリー:セミナー、勉強会
投稿日:2019.3.22

懇意にさせて頂いている東京大学大学院 大月敏雄教授の研究報告が伺えるとのことで、大牟田市役所に呼んで頂いて。大月研究室の皆さんが、2年がかりで大牟田で寝泊まりされながら市と作られた「大牟田市 住生活 基本計画、東京大学との共同研究報告会」を聴講。このような事業がコンサルでなく、行政と大学の共同研究で行われたことが珍しいらしく、行政施策の流れが無知な中でも、その意気込みを感じます。
大月先生からは、行政が何とかしてくれる時代から、市民と行政でまちを動かさなきゃいけない時代になり。全国の先を行く高齢化率、それに伴う空き家問題があるからこそ、大牟田で全国最先端の「誰もがずっと暮らしたい、魅力とやさしさがあふれる住生活」を実現しよう。そこに、「あご・あし・まくら(食べる・巡る・泊まる)」 をより意識しよう。
ここではほんのわずかな紹介ですが、行政・大学・参加者の皆さんの熱い熱量を体験し、このまちでしか起こりそうもないことが、なぜ起こってきたのか、また一つ感じることができました。
こんなに学べることがあるなら、もっと仲間たちを誘ってくれば良かった。大牟田のまちなかは、思わぬ魅力の建物を見つけれるのが楽しい。

〈共同研究報告〉
1)市内の住宅建設動向と分譲マンションについて→20年先をいく大牟田の高齢化を、分譲マンション領域から分析。
2)市内の社宅街の変容とその影響について→大牟田には、社宅型の様々なグレードの戸建てや長屋が存在し、博物館的要素があるのかもしれない
3)社宅内外での居場所の形成について→多くの変数を一つのFig.にまとめる手法が東大を感じさせる
4)住宅内外での転倒・骨折状況について→自宅骨折の問題が。
5)小学校区単位の地域密着型介護施設のサービス提供圏域について→学区が細分化されてきた歴史を有効に考える→10年後ほどをピークに、大牟田の高齢者は減少に転じる。

〈計画の流れ 資料メモ〉
今回の基本計画をベースに、国・県の計画と市の関連計画との連携・整合を取るもの。2019年から10年間がその期間となる。
計画の基本目標・住環境における課題→基本方針→暮らし→住環境→将来像→3基本目標→施策目標→施策と展開し、最後に3基本計画が提示され、その推進体制が打ち出される。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。