団地型賃貸住宅で夢のようなことが起こる時代になりました。福岡県久留米市で私たちが運営する民間団地「コーポ江戸屋敷」に。関西でUR都市機構が運営される「千里青山台団地」「香里団地」の入居者さん・運営者が、一同にコーポ江戸屋敷に集まって。未来の団地を どんなステキな暮らしにできるのかな。と、交流し学び合ったお話し。
コーポ江戸屋敷では、2016年12月より団地暮らしを快適にするためのコミュニティデザイン・パッシブデザインの勉強会を ㈱チームネット 甲斐 徹郎さんのもと、既存の入居者さんたちに案内しながら進めてきました。住人さんによる、ゴーヤのカーテンでエアコンの要らない暮らし、敷地緑化をDIYで実現するなど、コミュニティデザインを意識し、実行し続けて3年目。
昨年の2018年5月、一緒に学んだUR都市機構(関西)の方が担当される団地で、入居者さんたちと実現される素晴らしい「香里団地:D51プロジェクト」のイベントへ、福岡の仲間や、 管理会社 スペースRデザインの仲間たちと遊びに行って。今度は、大阪のUR入居者さん達がコーポ江戸屋敷に来てくれて。
お話し頂いたURの入居者さんたちは「自分たちの暮らしを自分たちで良くしよう」と、積極的に楽しまれ。全然違う土地なのに団地で価値観がつながる、もはや団地ワールド。しかも参加者は、これからの賃貸に興味を持たれる、あり得ないほど多様な人たち。
帰りしな、僕たちの「冷泉荘」に遊びに来て頂いて。団地に関わると全国に友達ができるってスゴくないですか。
福岡と大阪から、小さな個人大家と日本最大の大家から、未来の団地という生活に。これからも新しい可能性を探し続けてみたいと思います。