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九州DIYリノベMONTH2019 オフィシャルツアー&シンポジウム in 鹿児島県頴娃町

カテゴリー:ビルストック研究会
投稿日:2019.11.24

11月の九州で、DIYからまちの活性化が起こり始めた各地を巡った “DIYリノベ ツーリズム” の旅。その最終地点が、今年初めて正式参加となる薩摩半島の先っちょ頴娃町へ。

頴娃町 観光活性化のきっかけとなったルートを、加藤 潤さんのご案内で、全国からの建築学会の先生方も参加頂いた35名で巡る。あいにくの天気の中、いせえび荘→雲の合間から開聞岳を眺める番所鼻公園→レア事業のタツノオトシゴ養殖のタツノオトシゴハウス。
かねてから懸案の廃墟ホテルは解体撤去され、またしても公園の景観が、行政との協力体制で改善されていた。
石垣(元商店街)に移り、頴娃おこそ会の 空き家再生事例が見れる まち歩きツアー。新たな仕事が生み出されることで登場する移住希望の人たちのために空き家の再生が必要で。住まい・仕事場のために平気で築100年越え物件を、DIYで再生し続ける。頴娃の皆さんのリアルな取り組みを拝見させて頂きました。
何というか幸せな気持ちになる、こんなまち歩きは頴娃町だからか。加藤さんが案内してくれるからなのか。

加藤 潤さん主催で行われた、午前まち歩き後の、午後フォーラム。
霧島市の 湊順子さん、指宿市の 竹畑光輝さんの活動の現状を伺うと、人口が激減する九州では、相対的に一人一人の活動価値が高まって、誰かがやってくれる時代から、自分がやって良いまちに変わっている。福岡市の生活では解らない、経済価値の中での生き方から、信用価値や、持続価値、共感価値、錯覚価値など、まちの人たちと一緒に生きていく、“生き方のイノベーター”とも言える、時代の最前線の人たちと出会った感じ。空き家対策の前に、生き方対策でたくさんの社会問題に対応できるのかもしれない。生活やまちの問題の解決手法は、これからいくらでも自分たちで発明できる。みんなで、そんなことを学ばせて頂きました。

①頴娃での空き家再生概要 頴娃おこそ会 加藤 潤 さん
②きりしまSwitchリノベチーム 湊順子 さん
③川尻元気プロジェクトの活動 竹畑光輝 さん
④各地のDIYリノベチームより活動
柳川市 阿部 昭彦さん、大牟田市 Saori Harada さん・ 村田 仁師匠さん、鹿児島市 須部 貴之さん、全体を 吉原 勝己より
【登壇者紹介】
〇 湊順子 きりしまSwitch
佐賀県出身。結婚を機に、夫の稼業である不動産業に関わる。市が主催した研修会、きりしまSwitchへの参加をきっかけに、リノベチームを結成。現在、自宅がある霧島小浜地区において、不動産業者の立場から、家主、借主、チームメンバーである職人らのコーディネートに携わり、借主によるワークショップ型式での改修をサポートするなど、これからの不動産業のあり方を模索中。
〇 竹畑光輝 川尻元気プロジェクト代表
指宿市開聞町川尻に生まれ育つ。指宿市社会福祉協議会での仕事と並行し、地域衰退に危機感を持ったメンバーとともに「川尻元気プロジェクト」を立ち上げ。空き家活用を通じた地域への若手移住者の橋渡しを行い、9世帯25名の移住に貢献。「できる人が、できる時に、できる事を」を合言葉に地域全体を巻き込みながら地域活性化を目指す。
〇 加藤 潤 NPO法人頴娃おこそ会
埼玉県出身。東京での商社勤務などを経て、2010 年に南九州市頴娃町へ移住。観光養殖場「タツノオトシゴハウス」の運営とともに、NPOを通じた観光地づくりや移住者受け入れ、空き家再生などに取り組む。石垣商店街を中心に9軒の空き家再生を手掛け、2019年にはかごしま空き家活用コンテスト最優秀賞を受賞。

最後は鹿児島中央駅から乗って、博多駅で降りて。でした。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。