1-4 大学講義の metamorphose 2020

カテゴリー:セミナー、勉強会
投稿日:2021.1.17

オンタイムのZOOM、オンデマンドのYoutubeを選べる講義の第14回最終講義の状況は、最終にもかかわらず、ほとんどの学生はYoutube聴講を選択した。
今年の講義では、聴講情報の刺激による、本人の中での考え方・価値感が変わる可能性を見てみたかったので、学生間での意見交換の機会はあえて設定しなかった。
その代わり、聴いた同じ話から、受け取る人間の感覚の多様性を感じてもらうことが大事に思い、毎回全員のレポートを集約したスライドを作成し、次回講義のスタート時に振り返り解説する時間を取った。毎年最初の頃は、手間がかかる、レポートがつまらんとより辛い作業。
だけど回を重ねるうちに、本音や奇抜やユニークなレポートスタイルを確立する学生が現れ始め、毎年3回目ほどからレポートを見るのが楽しみになっていく。
日経BPにオンライン講義の効果と不満が特集されたが、結果的にYoutube オンデマンド講義に収束した今年の
『スタジオゲスト↔️ZOOMサポーター クロストーク型オンライン講義方式(図)』
は、その長所を活かし、短所を補った講義スタイルだったのかも。
〈参考〉日経BP「コロナ禍で変容を迫られる大学と教員(図)」より
①教科によっては対面授業と同等以上の学習効果
・自分のペースで学習できる
・授業時間や場所に縛られず学習できる
・事前配布された資料で予習できる
・資料や動画などを授業後に参照して復習できる
・通学やキャンパス間の移動をしなくて済む
②学生からの不満
・レジュメや講義資料を配布するだけ
・メールなどの質問に回答がない。質問の機会がない
・課題の量が多すぎる。課題の提出日が重なる
・評価方法があいまい。フィードバックがない
・講義資料が提出されない
・授業後に録画を視聴できない
・「常時カメラオン」の強要

過去の記事
吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。