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『空間資源大国ニッポン~ストックで「遊ぶ」時代』東京大学建築学 松村秀一教授

カテゴリー:セミナー、勉強会
投稿日:2021.6.19

東京大学建築学 松村秀一教授の講義に感動。
空襲もあり戦争で家が不足した日本人が、これまでの努力で有り余る家を持てる時代になった。それを貴重な成果ととらえ、余った建物資源(空き家・空きビル)でもっと大事に遊ぼう。

 

高度成長期の再開発・マスハウジングなどの「大きな物語」は終わり、「小さな物語」を創りたい「利用の構想力」を持った人たちがまちじゅうに生まれ「小さな物語を積み重ねる」大事な時代に入った。
そこでは、建築不動産業界にそんな「ニーズは無い」と思われていたニーズが次々に生まれてきた。(島原万丈さん「愛ある賃貸」。青木純オーナーの「カスタマイズ賃貸」。吉原の「山王マンション」「冷泉荘」の事例紹介頂く)
そこでは誰が何を建てたかではなく、誰が住んでいる、仕事しているのかが重要で、「弱い個人を結ぶ柔らかい絆」がある。
そして、象徴的な「21世紀的移住現象」「高品質低空飛行」「遊びとしてのリノベーション」という生き方。
今 革命的変化が起こっている。

 

これまでの建築では、「良く練った計画であるほど良いとされてきた」。それが「計画されていないことが自由。だから面白い!」と変化している。それを支える、ホームセンター・DIYer・活動家も生まれている。
そこで、これからプロができること

 

①「圧倒的空間資源を可視化する」(九州工業大学徳田先生の事例から)
②「利用の構想力を引き出し組織化する」
③「行動する仲間を創る」(北九州リノベスクール)
④「まちの持続的経営を考える」
⑤「アレとコレ、コレとソレを結ぶ」(長野 倉石さん)

 

まちの「大きな物語」の “ぬけがら” に「小さな物語」を埋め込むことが、暮らしを楽しくする時代に入っている。

 

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。