ふだんは、天神パークビルの屋上で活動する「たのしイネ」。
この日は、ご指導頂く 福岡教育大学 教授の平尾先生や、森千鶴子先生のもうひとつのホーム、宗像で活動がおこなわれました。
天神のビル屋上で、廃ペットボトルでイネを育てる市民活動は、先生方の工夫と努力で、市民大学的に年間スケジュールが機能的に組まれており、参加者それぞれがいろんな立場で学べるようになってます。
もちろん、小学校の先生方のプライベート参加も多く、「たのしイネ」は各地の小学校に、教育システムとして取り入れられていくのです。
参加される方には、「環境」・「食」・「都心のコミュニケーションづくり」 が学べる大変贅沢な、“自主的社会実験”ですね。
今後の縮小社会のなか、行政の役割を民間が担わなければならない時代が間近ですが、市民が教育を担う可能性を図る意味で、それは“偉大なる自主的社会実験”ではないでしょうか♪
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ここ最近の出来事.
8/17(日)
昨日は,たのしイネ第4回田んぼツアー
ペットボトル稲を栽培しているの天神パークビルの屋上を離れ,農の現場を知ろうという8月恒例の体験ツアーを行いました.
宗像で環境保全型農業を営み,農林水産大臣賞にも輝いておられる「名残地区」の瀧口玉代さんを訪ね,田んぼに入らせていただいて,実際の田んぼで育つイネと生きものを観察しました.その後は,瀧口さんのお心遣いで,採れたて井戸水で冷やしたスイカやたくさんの野菜をいただきました.瀧口さん,ありがとうございました.おかげで参加者それぞれに農が身近になる経験ができました.
当初は雨の予報であったのですが,予報は見事に外れ快晴に.
その後は,教育大の農場と本家ペットボトル稲をお見せして,グリーンカーテン裏でのBBQのフルコース.
今年初めてのような夏空に浮かぶ入道雲と,イネの葉の緑がまぶしい一日となりました.