萩紀行~2日目~

カテゴリー:まちなみ
投稿日:2014.9.7

90歳近くになる宿の会長による朝の無料バスツアー始まりました。秘かに評判となっている、萩のバックヤードツアー的な会長のお話が、今回の目的の一つです。
毛利家が徳川によりどれだけ大変な目に合わされたか、広島での136万石をめしあげられて、36万石に減らされたところから涙ながらのお話からです。
しかも、東軍の大将は、日光東照宮で神様になっているのに、西軍の大将はこんな小さなお墓になられて、とたいそうに悔しがられています。
ところで右の家は、益田の城主だった方が、こちらの藩のご家老になられた方のお屋敷。

とっても(日本一)長い土塀。とっても(日本一)長い長屋門。延々と続く堀内(場内)の石垣の道。廃藩置県で食えなくなった武士の屋敷で始められたたみかん畑。
切腹した家のため、不動産取引が行われず、放置されうっそうとした敷地。(写真と不動産の件は関連ありません)

地元の長老でないと教えてもらえない、今に残った長州藩を知る方から貴重なご案内でした。会長の日本一の形容詞に検証の必要があると思いますが・・・。

ちなみに、別の方からの話では、徳川家政策の藩縮小による財政建て直しは、「萩四白(はぎよんぱく):米・塩・紙・絹」によって解決し、しかも90万石の隠し財産を蓄え、それによって明治維新のイニシアチブが取れたということが考えられそうです。ただ、薩長同盟でのお金の動きが気になりますね。BS PL公表されてないし。
また、廃藩置県後の財政建て直しは、みかん栽培を導入したことで、財政は3倍になったそうです。経営イノベーションの歴史まちという一面もありそうです。

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。