昨日は介護型老人ホームの視察とヒアリングに回りました。
私たちがリノベーションを企画する古い賃貸物件は、古くからの入居者さんとも共存する住まいなので、高齢化問題も抱えます。
介護が必要になる入居者さんも増え、私たちの物件でも朝はデイサービスのお迎えの車が並びます。
しかし、デイサービスの限界時、次の住まいへの道筋も考えておかないといけません。
実際、私が探した老人ホームに入居された方もいらっしゃいますが、一般人には制度自体解りにくいうえ、業界的に情報が開示されていないため?開示の方法論が希薄なため?開示の意志が強くないため?
相当のエネルギーをかけないと、その方とマッチするところはわかりません。
そもそも、ここは良さそうと思えるところほど、なかなか空いてないわけでして。そして、地域差も大いにある気がしています。
今のところ、その人にとっての快適な要介護ライフを送るには、回りの人たちが考えを持って熱心に動かないと、その権利は獲得できないのかもしれません。本人はもう動けませんから。
これを続けることで、身内と自分の最後の居場所のために、見学とヒアリングを続けないといけません。
どの都市にするかも含めて。