八女 土橋市場。3年前のお昼は閑散としていた市場が変わっています♪
変わらないのは、DIY感あふれる屋根の様子。1軒1軒の構造に合わせて柱を通し、建物同士で構造を維持しているよう。
そのせいか、横柱の高さが全部違ってます。こんなDIY的なあとづけ建築の市場は珍しくないですか?
ガイシも家庭用みたいで、このポイントは絶対の見所です。
なぜなら、このあとに行く伝統建築物の町並みとの対比が楽しめるからですね。
いずれも、庶民が作ってきた、培われたまちの味が魅力です。
お昼に向けたオープン準備中のオシャレなお店がこんなに出来たとは!
八女の大きな変化は、ここでも確認することが出来ます♪
木造商店街の再生を夢見る方には、視察の必修科目です!
八女チームの“DIYリノベWEEK”イベント現場の一つはココ。
何もしなければ廃墟の、築130年クラス「旧八女郡役所」。全国レベルでこれだけ巨大な木造物件が民間で再生された事例はあるんでしょうか?
まさに木造モンスター!
だから、まちのために、まちの皆さんが、再生を検討されるのです!
八女だけでも、まる一日見所あふれるまちですね♪
(注:町並みを見て買い物したでは、このまちの魅力はわかりません!)
八女の伝統的な建物群。城跡もあり まちのつくりは城下町なのに、実質お殿様がいたのは10年ほどとのこと。永らく商業が動かしていたというまちの歴史が、不思議なまちの雰囲気を生み出してます(武家屋敷街が見当たらない)。
よくよく建物を見ると、カワイイ意匠がそこかしこにあるのが、このまちの精神的豊かさを現しているんでしょうね♪
ちなみに、写真の屋根上部沿いに丸い瓦が帯のように配置されていますよ。これはとてもカワイイ!
[八女のオモシロ風景]
① ものすごく大切にされた過去がある、カブ号
② ビンテージを目指す標識。物干しの支柱としての第二の人生か?
③ どこまでも大きい灯篭。ポストの10倍の高さないですか?八女には濃い石文化が。
④ 子供の頃から石文化に馴染んでるんだ。
⑤ ところが、陶器の灯籠という、意外性。豪華です。神社向かって左の灯籠にしかおみくじが結ばれない謎。
自転車を待ってた3匹の仲良し猫たち。
神社の境内の古墳ではありません。“八女福島灯篭人形祭り”の写真は先月訪問時のもの。それが終わると解体される舞台の跡。毎年組み立て式だそうです。
石垣はジャストな観客席。子供の頃からこの祭りを見た子は、必ずや故郷を大切に思うのだろうと思います♪
前回の祭りの賑わいと、今日の静けさの違いが印象的です。
[土橋商店街](注:昨日紹介は神社の境内に構成され、奇跡的にショップが増えだしたのは「土橋市場」。土橋市場と土橋商店街は別物で、道を挟んで存在します。)
DIYリノベWEEK では、ここも外せません。土橋市場よりこちらの方が、計画的な建築のようで、大牟田で言えば「新銀座商店街」カテゴリーとなります。
また、現存するお店は「煉瓦亭」1軒のみ。先々週の「ミテ・シル市」では、同行のMさんがお店の方を発見し突撃ヒアリング。この中に1軒オープンする噂を入手。実現すれば、九州中のウッディアーケード ファンへの朗報です♪
商店街近隣には、天然系レトロカワイイお店が頑張って営業されています♪
[このみ園]お茶の本場の歴史のみならず、それを守ってこられたご一族の話を、許斐さんの玉露を頂きながら伺える貴重な体験。今も使われる焙炉式焙煎法のための貴重な機材を見学。中に炭を入れる構造です。
これを作れる職人さんはもう数少ないそうで、表層は、八女名産の強度のある和紙の特性を生かした張りもの。
裏側を見せて頂きましたが、アートです。
当然、高価ですがこの手間のかかったお茶はお土産ですね♪
只今、ロイヤルホストのドリンクバーで、八女茶を飲みながら書いてますが、味のレポートは時間があれば・・・。
[八女のオモシロ風景]
① このみ園さんに飾られた、当時の海外輸出用のパッケージ。博多から相当な量の八女茶が輸出されていたとのことで、福岡の象徴 大宰府と「福岡城天守閣」。
えっつ、福岡では存在の有無が相当な議論になっている福岡城天守閣は、やはりあったのか 笑!?