「福岡DIYリノベWEEK2014」以来の八女福島へ

カテゴリー:まちなみ
投稿日:2015.3.22

2015年11月9日~15日予定の、リノベーション ツーリズムで福岡県下でのイベント下見で、福岡県八女市へ。

八女の中島さんにエスコート頂いて、このみ園さんへ。許斐さんに手作業で焙じるための古の器具「ホイロ」を見せてもらいました。和紙が幾重にも張られ、表面には緑茶の粉末が蓄積し、鰻のタレ的な味が出るそう。

実は最近は、このみさんのホイロ仕上げ八女茶ばかり頂いてまして 笑。

また、家に伝わった琵琶を修理され、教室を始められたそうです。

ロシアに輸出されていたパッケージも保存されて、八女茶を世界に広められていた時代を創られた御先祖様からの名残が各所に残されています。

土橋市場フリマにあった、八女茶の似顔絵は、許斐さん良く書けてますね 笑。

 

 

八女 横町町家交流館では、詳細に雛人形の歴史や産業の経緯を、八女の中島さんのご紹介で専門の方にお話を伺うことができました。

八女の雛人形は日本2位とのこと。といっても全国から集められた各パーツの組立地、出荷地の役割なんですね。しかも、ほぼ寡占化された産業構造のため、1年間に生まれる女児(長女)の数から売り上げが予測できる方法まで教えて頂きました。

元々、江戸時代から盛んになった仏壇産業の技術が、雛人形制作の礎となったそうです。どちらも、類似のたくさんのパーツに共通点があったんですね。

城下町でありながら、城主がほとんどいなかった八女福島は、城下町型都市に商業が栄えた特殊なまちで、その辺に産業発展の理由がありそうです。

ちなみに、箱に入った「箱雛」は、町人が雛人形を持てるようになった時代の八女独特の形とのことでした。

 

 

土橋市場の「土橋事変」勃発中!
神社の境内が歴史の中で市場と一体化した、八女福島のもう一つの見所。

昼は誰もいない、そのひなびた感が土橋市場だったのに。
何と!夢を見ているような人垣の賑わいです。

これを神社の敷地が市民に開かれた姿と考えたらどうでしょう。
一時的にも、まちはこうして変わるのだという実例を見てしまいました♪

 

 

八女福島の子が大きくなって、Uターンで故郷に戻るとしたら、そのきっかけに故郷の氏神さまの存在は大きいのだと思います。

自分も東京から博多に戻るときにそうでしたから♪

磁器製灯籠の年期がすごい。

 

 

今日は普段見れない、住まわれているご自宅の「住み開き」をされてました。

このまちは 歴史あるお家ばかりですから、家を開いただけで まち中が博物館になりそうですね♪

何ともすごいまちです。

 

 

お土産はこちら。厳選された地元商品がセレクトされてます。

今日は、材木から机や椅子などの製品が創られる過程を、スライスした材木から見ることができました。

八女には黒木や白木の地名があるそうですが、それはかつての製材過程のエリアを示していたとのこと。八女は木材の一大産地でした。

以前から気になっていた「久留米絣スニーカー by 月星印」をとうとう買っちゃいました♪

 

 

神社の路地を抜けると、お気に入りのカフェ。

WEEKでは打ち合わせに使わせてもらいましたが、今日は順番待ちをして、シフォンケーキとポットコーヒー。

そして初めて頼んだ「抹茶白玉あんみつ」(写真のように白玉ではない)は絶品です。これは必ずご賞味ください ♪

ちなみに、写真の税理士事務所さん、ちょー古民家さんです 笑。

 

 

手前に取り付けられた、金色の金属テープの巻き巻きをプレスして、小型金属装飾を大量生産する機械発見。

雛飾りや仏壇の金色の軽いお飾りはこうして造られていたんですね。

九州大学箱崎キャンパスの工学部実習棟にあった機械もそうでしたが、当時の製造機械は語りますね♪

 

 

八女のまちの気になる建物特集。

 

 

八女の最後は くろくも舎 さん。随分前に偶然見つけて一目惚れ。
紙を丹念に切って創られる、信じられないグレードの「切り絵」ですね。

とても気に入った作品ができたので購入させて頂きました。

>「くろくも舎」

http://littlepress.cc/archives/689

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。