吉原住宅はレトロビルの愛し方を
学べる場でありたい
私たちが考えるビル再生とは、建築的再生だけではありません。ハードの再生はもちろん、建物の価値、そこに住まう人の繋がり、ビルをとりまく地域とのコミュニティなどソフトの再生を大切にします。そのうえでオーナーさんにとって、入居者さんにとって、まちの人にとって、愛あるビルに育てたい。そこで吉原住宅では、ビルオーナーさんたちにビル経営の思想や価値観を紹介し、必要な方にはそれを共有して頂けることを大切にしています。自らのビル経営を通して得られた実験データをもとにオーナーさんの知見を広げていただけるよう勉強会を実施し、ビンテージビルへと再生したビルやそのまちの見学会を定期的に開催し、同じくビルを経営するオーナーさんとの情報交換を活発におこなっています。そうして吉原住宅は、ビルオーナーの皆さんと共に学ぶ場作りをおこなうことで、お互いが良き相談者になれる関係を創りたいと思います。
スペースRデザインは吉原住宅の
思想をもとに再生を実践する場
スペースRデザインはビル再生を実践する会社です。吉原住宅のセミナーや勉強会などに参加いただき、ビルオーナーさんとしての知見を広げられたうえで、特にご要望があった場合のみスペースRデザインにてお手伝いすることも可能です。まずは市場分析を行い、そのビルの価値を見出すビルコンセプトを再構築。その後、ビルコンセプトに基づき、デザイン、工事を行っていきます。さらにスペースRデザインでは、竣工後のプロモーションから不動産仲介まで一貫して行うことで、ビルの価値をお客様へ訴求することが可能となり、そのビルの価値を理解し共有する入居者の獲得を行うことが実現しています。
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吉原住宅〈思想〉と
スペースRデザイン〈実践〉による相乗効果
通常、ビルオーナーは老朽化ビルの再生をリノベーションとして業者へ依頼、完成後、仲介業者へ委ねます。このような分業性では、ビルは一見新しくなっても、また時間の経過と共に稼働率の低下に陥る可能性があります。これでは、本当の意味での“ビル再生”にならないと私たちは考えます。吉原住宅の考えるビル再生とは、ビル自体の価値を高め、そこに住まう人々、ビルを取り巻く地域、環境、住民との繋がりを再生するということです。吉原住宅とスペースRデザインで思想を深め、実践を一貫しておこなうことで、芯のあるビル再生を実現したいと考えています。