博多の古地図を、博多湾を北にして見ると、南北を流れる 博多川(左)と石堂川(右)をつなぐ、今は想像も出来ない「博多大水道」というクランクのある水路が描かれていて、舟も通っていたらしい。
博多リバレインをバックにした写真の青丸地点に、「ここが大水道入口。『袖の湊(平清盛による日本初の人工港とのこと)』の遺跡の名残であり、黒田長政が埋めて、明治に暗渠にして、今は寿通」との看板。空襲の時に下水道を逃げ回ったという方の話があり、最近まで入れたかもです。
博多の地図でまち歩きは想像力がかきたてられてとても面白いけど、今は痕跡が少なくて残念。ちなみに博多古地図の緑色地点が現在の「冷泉荘」です。