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解体中の九州大学箱崎キャンパス と 維持される県立福岡高校 2つの母校

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投稿日:2018.9.8

箱崎キャンパス解体状況メモ。母校の九州大学箱崎キャンパスは更地化が進み、とうとう九大モダニズム「50周年記念講堂:竣工1967年(昭和42年)」に囲いが。これからの時代の事業経営のうえで、経年建築物はそこで実現すべきコンセプトを、“歴史” と “文化” と “センス” を通して容易に表現できるブランディング装置として、とても便利で重要のように感じます。事情はわかりませんが、卒業生としてそれを自ら失うのはもったいなくて残念。

一方、母校の「県立福岡高等学校:竣工1929年(昭和4年)」は建物を維持することで、ますますそれを強みとして表現できそうに思えたもので。大隅良典先輩がノーベル賞を取られたことも無関係ではない気がして。

正門を出たまちなみにも、空き家の伝染が起こっているようでした。

>九州大学箱崎キャンパス50周年記念講堂

>福岡県立福岡高等学校校舎

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。
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