箱崎キャンパス解体状況メモ。母校の九州大学箱崎キャンパスは更地化が進み、とうとう九大モダニズム「50周年記念講堂:竣工1967年(昭和42年)」に囲いが。これからの時代の事業経営のうえで、経年建築物はそこで実現すべきコンセプトを、“歴史” と “文化” と “センス” を通して容易に表現できるブランディング装置として、とても便利で重要のように感じます。事情はわかりませんが、卒業生としてそれを自ら失うのはもったいなくて残念。
一方、母校の「県立福岡高等学校:竣工1929年(昭和4年)」は建物を維持することで、ますますそれを強みとして表現できそうに思えたもので。大隅良典先輩がノーベル賞を取られたことも無関係ではない気がして。
正門を出たまちなみにも、空き家の伝染が起こっているようでした。