SDGs を取り込んで、吉原住宅/スペースRデザイン社の経営コンセプト「サスティナブル &ブランディング経営」を軸に、企業価値創造航海図『INNER & OUTER SOCIAL IMPACT BUSINESS MODEL』にまとめてみた。
まず、どこでもやっている、マーケティング・リノベーション・不動産仲介・不動産管理など、BASICな不動産再生実務をINNER BUSINESSと定義してみる。ここでは、収益は生むものの既存および今後の業界で、顧客の取り合いとなり、収益性は下がり、労働時間は増え、いずれコントロール不可市場のレッドオーシャンの嵐を航海することになる。
一方 我々は、INNER BUSINESS の収益を、クリエイティブ事業(OUTER BUSINESS)である、 “ハイコンセプト デザイン” “ソーシャル デザイン” “マーケット デザイン” の3領域に、15年近く再投資してきた。
ここで生まれた新市場というブルーの海で、再び INNER BUSINESS を内部循環させる。それを繰り返すと、当初 貧弱だった5つの経営資源がレバレッジをかけて増幅する。
そして、再びブルーオーシャン(新市場)への冒険の航海に出港する。こうして、弱小企業でも、夢あるサスティナブル&ブランディング事業を実現できるかもしれない。今までの経験から、そんな企業価値創造の航海図を描くことができました。
海外の方とはこの話しは通じたのですが。これは全て仮説ですので、何十年かのち、福岡に築100年の賃貸がいくつか残っていたら、そうだったんだなあと思って頂けますと幸いです。笑
※SDGs:2015年国連で採択され、経済界で話題になっている、17項目の持続可能な開発目標