DIY賃貸という、曖昧でイノベーティブな賃貸借商品は、借りものなのに住む人に体験という時間軸上の所有権みたいなことを感じさせる、面白い未来型の暮らしの仕組み。
ただ、普通の単純賃貸ビジネスと異なるのは、確定してないところから始まるデザインや作業内容や予算・その支払い者配分・多様に組み合わせることができる当事者や関与者・それらを時間軸にセットする複雑なタイミング・他の入居者さんやまちの人たちへの配慮や効果予測・その後のアウトカム分析にも複数のメルクマールがあり、この分野はプロトコル(実験計画書)から動く必要がありそう。
今回の『 山王マンション 文化DIYプロジェクト』では、不動産再生プロデュース企業の、ストック再生事業の1アイテムとしてパターン化できればとの思いで、完成した未完成品『 山王文化diy(未)完成見学会』。
目的は、福岡でのDIY賃貸マーケットを標準化するために、 株式会社スペースRデザイン DIYチームが「DIYサポート付 & DIY必須のお部屋」に取り組んでみています。
そこで、自分たちも心がけないといけないのが、社会的意義があるからこそ、DIY賃貸に取り組む方々には、貴重な社会実験情報として。何らかのプロトコル(前提条件)を教えて頂きながら、各地のプロジェクトを学ばせて頂けると有り難いと思います。結局、自分等も良く解らないけど、この分野が面白いのは何故なのか?にとても興味がある 笑。