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新Project② 樋井川リバービュー3LDK分譲マンション(築26年)×リノベーション=賃貸住宅事業化プロジェクト「minamoni」

カテゴリー:スペースRデザイン事業
投稿日:2021.1.17

地下鉄「西新駅」徒歩8分の鳥飼で、子育て世帯のオーナーさんが購入後に転勤となられ、活用方法をご相談いただく。居住用に購入されただけに環境抜群で、オーナーさんとの計画は売買仲介もできますが、賃貸化による資産形成。
ポーチ付きの角部屋で、上下左右の4/6が外部に面した独立性の高い配置。騒音ストレス少なく、間取りゆったりLDKの3LDK・対面式キッチン・回遊式の脱衣場。川から気持ちのいい風が通り抜け、大きな窓からは柔らかな日の光が差し込みます。
西新駅周辺は活気が溢れる「リヤカー部隊」の商店街。西南や修猷館に博物館、図書館の文教区。大濠公園まで1km少々の立地。
ここから学べるのは、ストック時代到来より築年数のマイナス要因が減ってくる。一方、中心部の分譲マンションは、キャピタルゲインとインカムゲインのバランスがより繊細になるなか、賃貸事業化が重要になりそうです。
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〈デザイナーコメント〉
最初にこのお部屋を訪れた時、どこの窓から外を眺めてもゆったり流れる川が見えて、まるで水面に浮いているようだなと思いました。
日の入りや風の通り、窓からの視線の抜けなどといった豊かな周辺環境からも、なんだか水に浮かぶ葉っぱのような、明るくて軽やかなイメージが浮かんできます。
お部屋の内装を新しくするにあたり、そのイメージから連想する自然由来の材料を中心に、ラワン合板やラーチ合板の市松フロアや和紙畳などでお部屋の内装を構成しました。
一方で、単調なイメージとなりすぎないよう、リビング天井のコンクリートのような異素材もアクセント的に配置し、単調すぎずかつ尖りすぎないそんなお部屋へ改装しました。
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◎ マガジン「西新の川べりにたつマンションの一室で」
https://www.space-r.net/blog/topics/259450
◎藤和シティコープ鳥飼201号室「minamoni」
https://www.space-r.net/rent/towacitycooptorikai/201

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。
書籍・出版物
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3人の大家が協働執筆した、賃貸経営で悩まれるオーナーのための「DIY賃貸」の手引きです。
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