多くのビルを見ていると、使われない休眠区画が当然のようにあったりする。そこに、ビルの社会的価値と収益的価値を組み込むのが、我々が得意とする「ビルのスキマのリノベーション」。
先の「リノベーション スタジオ 1st」(こちらも物置部屋だった)では、曜日借上げ契約・会議・動画収録・サークル活動の拠点など、我々も想定外の利用者で実績が積み上がってきた。今回は新たに、オンラインセミナー用の「オンライン スタジオ 2nd」を運用開始。
ほったらかしだった区画に、ウッドパレット テーブルにガラスの天板、コンテナボックス椅子、コルクタイル床に可動式壁など、ラフで上品で実用性の高いデザインが特徴。そこに「キャンプ場をイメージしたインテリア」へと進めてみる。
この過程から、オフィスビルをオフィスに使わない、「オフィスビルのサードプレイス化」が、今後のビル業界のトレンドになる気がしています。