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長崎の坂が好きだ!SUUMO池本編集長と斜面住宅地の魅力を探る

カテゴリー:まちなみ
投稿日:2021.11.23

「九州DIYリノベWEEK2021 長崎チーム」のご案内で、観光地には行ってはならない、坂の住宅地だけを巡る。ディープなまち歩きを行いました。三原庭園では美味しいスイーツに、世界的に活躍される石原さんとも高いテンションで歓談の序盤 笑。
ブロックが斜面に対して建てられてました。

 

ルート:長崎駅→バス→丸善団地→三原庭園→バス→長崎駅

 

 

長い時間をかけ埋め立てでできた都市部に対し、傾斜地には古くから培われてきた歴史と眺望と、坂のまちならではの生活の工夫がありました。ゴミ回収にソリが使われたり、天主堂と神社とお寺が隣り合った 祈りの三角ゾーン には長崎文化の多様性を感じます。
ご案内頂く長崎チームの皆さんの言葉が聞き逃せない、ちょっとした表示も見逃せない、石畳に滑りそうな、緊張感溢れる大浦ステージ。

 

ルート:路面電車・石橋電停→グラバースカイロード→大浦展望公園→南山手レストハウス→旧三菱第2ドックハウス→祈念坂→大浦天主堂→祈りの三角ゾーン→国際あいさつ通り→石橋電停

 

 

「魚の町団地」は「1948年着工「48型」と呼ばれる。部屋を細かくわけ、食寝分離や「LDK」といった概念を生み出した戦後の集合住宅建築の走りとされ、現存する例は数少ないという。浴室は78年に増築された」とされる集合住宅の歴史に貴重な物件。
そしてランチは、トルコライス発祥のビストロボルドーにて。

 

 

最後は今日一番のコース。稲佐山の有名ホテルの真下でありながら、再建築が難しい住宅の一帯は、ガウディハウスのような家もあれば、空き地もあり、坂のまちがどんなところか初めて知りました。
道に迷いながら、麓の大きな虹を見ながら登り詰めた民家は、なんとステキなカフェだった。なんだか夢だったような、幻想的で不思議なまちでした。

 

ルート:旭町バス停→稲佐山の直登路地コース上の斜面地住宅街(遥か上に、ホテルアマンディ・稲佐山観光ホテルを見ながら)→迷う→大きな虹→燈家(AKARIya)カフェ→長崎駅へ

 

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吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。
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