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不動産学2021 第13講『八女の “伝統的建造物群保存地区のまちと森のものがたり” から「SDGs」を考える』ご案内

カテゴリー:セミナー、勉強会
投稿日:2021.12.13

大学講義の可能性を広げたい思いで、参加者限定で実施している「不動産学入門」の社会人聴講制度(オンライン講義サポーター枠)ですが、全国からの参加者の皆さまのご協力により予想以上の実りある講義を続けさせて頂いています。
そこで、本年度 最後の社会人サポーター枠講義(以下ご案内)では若干名の参加ができそうです。
もしも参加ご希望の方は、12月14日(火)16時までに「12/16 不動産学受講希望」と「居住地域・所属・お名前・受講動機」をご記入のうえ「yj@tenjinpark.com」吉原までお知らせください。聴講用ZOOM URLの返信をもってご参加通知とさせて頂きます。

 

なお、12月15日(水)12時までに返信がない場合は定員ですので、申し訳ありませんがご了承ください。

 

また、来年も引き続き “2030年に向けた地方都市の暮らしとまちのあり方” を考える機会づくりを、”自らの意思で・市民レベルで・手弁当で” な感じで続けて参りたいと思いますので、ご案内ご希望の方は先ほどのメール宛てご連絡頂けますと幸いです。

 


 

九州産業大学 建築都市工学部 「不動産学入門 第13講《社会人講義サポーター案内講》
テーマ『八女の “伝統的建造物群保存地区のまちと森のものがたり” から、「SDGs」を考える』

 

日時:2021年12月16日(木)15時40分~17時20分

ゲスト講師:中島 宏典さん(福岡県八女市)

(株)八女流 営業部長/ NPO法人八女空き家再生スイッチ理事
一般財団法人 福岡県建築住宅センター 企画情報部 空き家相談員

 

八女市は、大分県に接し福岡県の南西部に位置する山と川、そして “伝統的建造物群保存地区”の福島を有する歴史のまちです。
人口6.1万人で、矢部川の恵みによる筑後米・八女茶・果物などの農業・林業が盛んなまちです。特に、江戸時代以来の和紙・久留米絣・石灯籠・提灯・仏壇などの伝統産業が現在も受け継がれ、伝統工芸品の総生産額も九州では最大規模と言われます。そこで、今も多くの職人さんが活躍されています。

 

今回のゲスト講師は、木造の伝建地区でまちの価値を取り戻している福島地区での活動から始まり、再び森を産業としてまちとつなぐ役割を果たされる中島さんにお越し頂きます。
衰退するまちの課題に立ち向かい、持続的なまちへと変えていく民間の方の動きは「SDGs」事業そのもので、その驚くような取り組みについて学びます。
自分のまちのために強い思いで動かれる中島さんより、消滅可能性都市と言われる八女で起こっている最新知見を、実体験から伺いたいと思います。全国に多い衰退する山のまちで、暮らしと仕事を生み出すための一つのモデルになるかもしれません。
今回の中島さんも、地方都市が抱える問題に光を当て、地方の生活をウエルビーイングに変える、時代の変革者と言えます。そんなパイオニアがいることを伝えたい趣旨で講義を行います。

 

※社会人講義サポーター制度の試みとは
不動産実学をテーマにした本講義では、学生には難しい内容もあります。また、社会人の方々からの講義聴講ご要望があるなかで、講義内容のご質問・感想を頂くやり取りから学生の理解度を高めることができるものと思います。
公開講座ではありませんが、このような形で学生教育と社会人の方々のリカレント学習が両立できるのではないかとの試みとしてご協力頂けますと有り難いです。

 

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吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。
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