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都心の古いビル残したい~築53年冷泉荘アートに復活~(読売新聞福岡西かわらばん2011年9月17日号)

カテゴリー:まちづくりスペースRデザイン冷泉荘吉原住宅
投稿日:2011.9.24

NPO法人福岡ビルストック研究会理事長であり、弊社代表を務める吉原が行っている、福岡市の中心部で古いビルを活用し失われゆくコミュニティを保とうとする地道な取り組みについて、読売新聞福岡西かわらばん2011年9月17日号に掲載していただきました。そのシンボル的存在であるのが博多区上川端にある築53年の「冷泉荘」。今春耐震補強工事を終え、新たな生き方、働き方を発信しています。ところが、その「冷泉荘」も8年前には老朽化が進み、空室が増え、家賃滞納者が居座るなどスラム化寸前でした。しかし以前父親が建てた実家の木造住宅を壊して駐車場にした際、「壊すことで思い出も地域とのつながりも消してしまった」とその更地を見て悔いた吉原は、自身にてペンキを塗るなど補修した「冷泉荘」を、最低限の整備のみ行い、敷金をなくし、内装も改修も住む人の感覚に任せました。このような方法に多彩な人々が集まり、個性的な部屋が次々と生まれ、文化を発信する基地、そして新たなコミュニティが生まれました。吉原は、「古いビルをビンテージビルとして残し、子供たちに街の中の古里として伝えたいと、そう願っています。読売新聞福岡西かわらばん2011年9月17日付

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吉原住宅 代表プロフィール
吉原住宅有限会社
代表取締役

吉原勝己

1961年福岡市生まれ。1984年九州大学理学部卒業後、旭化成で医薬品の臨床研究を17年行う。その後吉原住宅に入社。
老朽ビルの再生が、資産価値向上と人のつながりを深める手段となることを確認する。
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